12年間、毎月大学病院で診察を受け、年に一度の人間ドックと脳ドックを受けてきましたが、この先あと何年続けられるのか、病院の待合室を出たときにふと思いました。
12年前、断酒を始めたのは自分に何かあれば多くの人たちに迷惑がかかる、そんな思いから毎晩飲んでいたお酒をやめました。私の飲み方は半端ではなかっただけに、誰もが断酒宣言をした私に対し冷ややかな目で見ていました。あいつにそんなことできるわけがないだろうと・・・。ところが意外にも続いた、その時以来アルコール類は一滴たりとも口に入れていないのです。
自分でも不思議です。
何がそうさせたのか正直言ってわかりません。
確かに前述のように自分に何かあれが多くの人に迷惑がかかる、でもそれは誰にでも言えることで、何も自分だけに言えるわけではない、惚れるなよと自分を叱りました。
今回もオールA、医師から出る言葉に達成感と安心感を抱きながらも、何かこう、どこか納得していない、その何かが何であるかがわからないまま会社に戻る、そしていつものように仕事をする、人生とはこういったことの繰り返しなのだろう、そしていつか来るであろうすべてのものとの別れを、いつ果てるとも知れる命を、まだかまだかと待ちながら今日を生きて行く、それが人間という生き物なのか、そんなことを思いながら日曜日の今日も出社しています。

