川虫獲りの思い出


川虫獲りについて手法をナデ虫及びオコシ虫と言いましたが、正確にはナデ虫獲りとオコシ虫獲りです。訂正します。

この川虫獲りは15歳の私にとって貴重な収入源で、ヒラタ(セムシ)はあの当時1匹2円50銭で買ってくれました。ただし足が取れていたり小さかったりすると商品価値はゼロ、廃棄処分するか自分のアマゴ釣り用に持ち帰るかのいずれかでした。クオリティ重視はこの時代にもあったということで、このことが後に商いをする上で大いに役に立ったことは言うまでもありません。

川虫獲りは100匹250円の売り上げを目標に川に入るのですが現実は厳しく、学校へ遅刻するわけにはいかないので時間的な制限もあり結構大変でした。でも嬉しかったのがこの店の主人が私のためにゴム長とゴム手袋を用意してくれたこと、こうなるとやらないわけにはいかない、勉強そっちのけで川に入っていたのを思い出します。そのお店は国道沿いにある清水釣具店、今は息子さんが継いでいますが子供の頃はいつも一緒に遊んでいた幼馴染みです。

BSで放送された「踊る長良川」を観て、どんなに貧しくても人は皆生き抜く力を身につけて生まれてきている。あきらめてはいけない、力を温存するな、力を出し切ること、そうすれば必ず結果は出る、そんなことを思いながら当時の写真を見ています。